上野の森バレエホリデイで「バレエ・フォー・ライフ」を上映

演劇ニュース

フレディ・マーキュリーに捧げるバレエ「バレエ・フォー・ライフ」を東京国立博物館にて野外特別上映します。クイーンの17の名曲にのせておくる奇跡のパフォーマンスをお楽しみいただけます。

2019年4月27日(土)~4月29日(月)に開催される「上野の森バレエホリデイ」は、バレエを観る、踊る、聴く、作る、知る、買う、食べる、と、バレエ初心者から上級者までどなたでもバレエの魅力を幅広くお楽しみいただけるイベントです。そしてこの度、東京国立博物館の野外シネマにて「バレエ・フォー・ライフ」を上映することが決定しました。

「バレエ・フォー・ライフ」はクイーンの17の名曲に20世紀最大の振付家、モーリス・ベジャールが振付けた、バレエの枠をこえた興奮をもたらす極上のダンス・パフォーマンス。1997年にスイスの名門モーリス・ベジャール・バレエ団によって初演され、そのカーテンコールにはブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン、エルトン・ジョンが登場し、「ショウ・マスト・ゴー・オン」をライヴ演奏したという、クイーンお墨付きの作品です。

この作品は90年代に一度映像化されましたが、その後絶版になり、以後はモーリス・ベジャール・バレエ団の公演でしか接する機会のない、幻の作品になりつつあります。2020年5月にはこのバレエ団の日本公演(※)が予定されており、そのプレ企画として、この度上野の森バレエホリデイにて、特別に近年の舞台映像全編を上映することが決定しました。会場は東京国立博物館。今回初めてバレエホリデイとのコラボレーションが実現しました。重要文化財である表慶館の前に設置されたスクリーンで、特別映像をご覧いただけます。実はクイーンのフレディ・マーキュリーはバレエタイツを衣裳として着用したり、英国のバレエ団の舞台に立ったこともあるというエピソードが残っています。ダンサーたちは、おなじみのヒット曲にのって生命を炸裂させるように踊ります。作品中にはレザージャケットやバレエタイツを身に着けた“フレディ”も登場。あの伝説の「クイーン・ライヴ!! ウェンブリー1986」や「ライヴ・キラーズ」などライヴ音源も交えて、さながらコンサート会場と劇場を行き来するような、従来のバレエのイメージを超えたステージです。
(※)公演の詳細はこちら https://www.nbs.or.jp/publish/news/2019/02/ballet-for-life.html

会場の東京国立博物館 表慶館

上野の森バレエホリデイ2019 野外シネマ×バレエホリデイ
会期: 2019年4月26日(金)、4月27日(土)19:00上映開始(20:45終了予定・雨天中止)
※18:50~19:00まで、小田島 久恵氏(音楽ライター)によるプレトークあり
会場: 東京国立博物館 表慶館前 (東京都台東区上野公園)
料金: 無料(東京国立博物館の入館料が別途必要となります。高校生以下、および満18歳未満、満70歳以上は無料)
座席: 250名(座席が満席となった場合にも、芝生や周辺にお座りいただけます)

◇「上野の森バレエホリデイ」概要
期間: 2019年4月27日(土)~4月29日(月・休) ※4月26日(金)プレイベントあり
会場: 東京文化会館(東京都台東区上野公園5-45)、国立西洋美術館、 東京国立博物館他
入場料: 無料(一部のイベントは有料です。詳細はホームページをご参照ください)
公式ホームページ: https://balletholiday.com
公式Twitter: https://twitter.com/balletholiday
公式Instagram: https://www.instagram.com/balletholiday_official
主催: 文化庁、上野の森バレエホリデイ実行委員会
協力: 東京文化会館(公財 東京都歴史文化財団)

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