公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団は、彩の国さいたま芸術劇場の次期芸術監督に近藤良平氏が就任することを発表した。2022年4月の就任に先立ち、21年4月1日から次期芸術監督として、劇場の新たな創造発信の方向性やプログラムの策定にあたるという。
振付家・ダンサーとして、また1996年の旗揚げからコンドルズの主宰としても幅広く活動する近藤良平。公式サイトの発表では、近藤を「蜷川幸雄前芸術監督の後を引き継ぐ劇場の新たなリーダー」として、劇場が「次代の芸術表現を果敢に切り拓く創造拠点」「社会や地域に開かれた広場」として、あらゆる人々が自由闊達に交わりアートを創造・発見する場を目指していくとしている。