劇団「艶∞ポリス」旗揚げ10周年　「恥ずかしくない人生」公演決定！

• ステージワークス事務局


• 28 12月 2022

岸本鮎佳が脚本・演出を務める劇団「艶∞ポリス」が、旗揚げから10周年を迎え新宿シア
タートップスに進出! 留置所に収容されたダメな女たちと真面目すぎる女の悲しくも可笑しい留置
所悲喜劇の新作公演「恥ずかしくない人生」が 2023 年 1 月7日(土)から上演されます!

昨今、世界情勢における「多様性」や「正義」にはじまり、日常生活における「マウンティング」「ハラスメント」まで、ニュースや SNS でも価値観の相違について昨今頻繁に取りざたされておりますが、今公演ではテーマをタイトルそのもの「恥ずかしくない人生」とし、男を信じて逮捕され人生が変わってしまった女性たちと、警察官の父親を信じて彼女らを正しい道へ導こうとする留置担当官の女性、この二つの人生・価値観が交わった留置所悲喜劇をおおくりします。

艶∞ポリス<ヨミ:ツヤポリス>は、2013 年に岸本鮎佳<脚本家・演出家・俳優>を主宰に旗揚げした演劇ユニット(メンバーは岸本のみ)で、初の下北沢進出となった OFF・OFF シアターでの第3回公演から第7回公演では全ステージ満員御礼を記録し駅前劇場に会場を移してからも本公演は回を重ねるごとに評判を呼び、小劇場業界やテレビ業界に話題を呼び、キャンセル待ちが発生するほどの評判を得る。2022 年春には、3年半ぶりとなる第 11 回公演「飛んでる最高」でもかわらず好評頂きました。

作風としては、女性特有の視点から描く「ああ、こんな人いる!」と誰もが思うような日常に存在するキャラクターたちによる、観劇初心者にもわかりやすい喜劇を上演しており、近作の特徴としては実際の本業の人々への綿密な取材にて、婚活パーティ・アパレルショップ・空港ラウンジ・PTA・テレビ局など、観客から本業の人が作ったものだと勘違いされるほど精度の高い物語作りに定評を得ています。脚本家としての評価も高く、生活保護課を舞台にしたドラマ「健康で文化的な最低限の生活」(TBS)やテレビ制作局を舞台にしたドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」(テレビ朝日)でもその取材力・洞察力を発揮し、外部の舞台作品でも、舞台「あの子より、私。」(作・演出 主演:黒谷友香 基俊介)や舞台「この声をきみに~もう一つの物語~」(演出 主演:尾上右近)など精力的に活動し、いずれも好評を得ています。

今作の主演には、映画『はるヲうるひと』(佐藤二朗監督)や『すばらしき世界』(西川美和監督)などに出演し、どんな役でも担える実力派かつどこか愛おしさを感じさせる魅力を持つ今藤洋子、ほか、俳優として演劇、TV ドラマ、映画、ナレーションなどで幅広く活動する一方、自身で劇団「殿様ランチ」の代表も務める板垣雄亮、群像劇でも目を引く圧倒的なルックスと親しみやすさには定評があり、艶∞ポリスへは 3 度目の出演となる小林きな子、そして、主力として活動した劇団キャラメルボックスを 2002 年に退団後も、数々の舞台やテレビドラマ『六本木クラス』や『やんごとなき一族』など、いずれも存在感のある佇まいに定評のある近江谷太朗ら、岸本鮎佳が選りすぐり集めた10名の個性豊かなキャストでおおくりいたします。

なお、今作は経産省事業「イベント割」対象公演となっており、ワクチンの接種歴又は PCR 検査等による陰性確認を条件に20%割引が適用されます。

岸本鮎佳よりコメント
劇団 10 周年となる来年、記念すべき作品は「留置所」悲喜劇です。
私のスマホの検索履歴は「覚醒剤」「実刑」「脱獄」「窃盗罪」「詐欺」「冤罪」などの言葉で埋め尽くされ、日曜 14 時になると「ザ・ノンフィクション」が毎週録画されています。
世界の BTS もデビュー10 周年。艶∞ポリスもデビュー10 周年。
恐らく今年こそ、読売演劇大賞にノミネートされるであろうと思いますので、
これからも応援よろしくお願いいたします。

公演詳細
●公演名 艶∞ポリス 第12回公演 恥ずかしくない人生
●作・演出 岸本 鮎佳
●出演 今藤 洋子 小林 きな子 奥村 佳代 里内 伽奈 アサヌマ 理紗 徳橋 みのり 加藤 美佐江 岸本 鮎佳 / 板垣 雄亮 近江谷 太朗

上段左より、今藤洋子、小林きな子、板垣雄亮、近江谷太朗/下段左より、奥村佳代、里内伽奈、アサヌマ理紗、徳橋みのり、加藤美佐江

●公演日程 2023年1月7日(土)~1月15日(日) 全13 ステージ

★・・・年始割 4,500 円<1 月 7 日(土)、8(日))、9(月・祝) 計4ステージ>
※当日券販売・受付開始は開演の 45 分前、開場は開演の 30 分前です。

●会場 新宿シアタートップス 東京都新宿区新宿 3-20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4F
●料金(全席指定・日時指定・税込)

前売・当日 5500円 / 年始割 4500円<1/7(土)~9(月・祝)のみ>

●チケット取り扱い

チケットぴあ https://w.pia.jp/t/tsuya/ (P コード:516-422)
イープラス https://eplus.jp/
CoRich チケット https://ticket.corich.jp/apply/210602/
(予約・当日精算のみ/イベント割適用外)

●チケット発売日 2022 年11月26日(土)10:00

艶∞ポリス 演劇公演のご案内
●イベント割 本公演は【イベント割】対象です。チケットが 20%割引で購入可能です。各プレイガイドより、参加規約に同意の上、チケットをご購入ください。
ただし、ご来場の際に、ワクチン接種歴(3 回以上完了していること)又は陰性の検査結果のいずれかが確認が必要となります。詳しくはイベント割公式サイトをご確認ください。

●スタッフ

音楽　カワイヒデヒロ
舞台美術　門馬雄太郎
音響　古川直幸
照明　宮崎絵美子
衣装　首藤和香子
演出助手　和田沙緒理
舞台監督　土居 歩　岩狭 舜
アンダースタディ　吉野めぐみ
映像・撮影　Nomadic TOKYO & Co.
宣伝美術　三ツ橋勇二
宣伝写真　井上桂佑
広報協力　古堅瑞希
制作補佐　相馬里咲
制作協力　菅野佐知子　塩田友克
企画協力　n-hope
企画・製作　艶∞ポリス

協力　アンカット　LDH JAPAN　大人計画　G.STAR PRO　J.CLIP　スタッフ・アップ
殿様ランチ　BLUE LABEL　マッシュ

●お問い合わせ

艶∞ポリス MAIL info@tsuyapolice.net WEB http://tsuyapolice.net/

あらすじ
真山カヲル子は、警察官の父の影響で、より一層責任感の強い大人になった。
当然自分も警察官なることが運命だと思い込んでいた。
しかし、その運命は叶わなかった。
留置所の管理をする留置担当官、通称「担当さん」。
警察官にはなれなかったけど、留置所という職場で、
『世の中のためになる事をしたい!』と、自分なりの強い正義感を背負いながら、日々の職務を全うしている。『人様に誇れるような恥ずかしくない人生を送りなさい…』
それが、父の最後の言葉だった。最後まで出来た父だと思った。
天国の父に胸を張れる様な『恥ずかしくない人生』を送る事…
それが彼女の使命となった。
夢を叶えたい…
好きな人と愛し合いたい…
欲しいものは手に入れたい…
欲望と犯罪と女と男…
勝ち組と負け組…
罪を犯してしまった女と罪を犯したことがない女…
道を譲る女と道を譲られる女…
『あたしたち、ちょっと間違えちゃっただけだよね…』
留置所に送り込まれた呆れるほどどうしようもないダメな女たちと
真面目すぎる女の悲しくも可笑しい留置所悲喜劇。

岸本鮎佳
1984 年 3 月 22 日生まれ。神奈川県出身。
16 歳で事務所に所属するも、キャラクターが定まらず、持て余される。26 歳の時、自意識全開
で、小劇場の舞台に立つ。ハマる。客演先の舞台で井上晴賀と出会い、二人芝居企画に参加し、初めての脚本・演出を経験し、意外と好評を得る。2013 年に演劇ユニット「艶∞ポリス」を旗揚げ。
以降、すべての作品で、脚本、演出、出演。ほかにも、映画・テレビドラマ等への脚本提供や監督、外部の舞台の企画、作・演出など幅広く活動する。
近作、舞台「あの子より、私。」(出演:黒谷友香 基俊介ほか)の作・演出、舞台「この声をきみに~もう一つの物語~」(脚本:大森美香 出演:尾上右近 佐津川愛美ほか)の演出などを手掛け、舞台以外には、映画「たぶん」の脚本や、「白村颯太に好かれたい byAudioMovie」、TELASA オリジナル ドラマ「主夫メゾン」の全話脚本を手掛ける。作家活動以外にも、サウナ・スパ健康アドバイザーとして、GINGERweb でコラムを連載中。

艶∞ポリス 演劇公演のご案内

艶∞ポリス
誰しもの身近にいそうな「個性が強い」キャラクターをリアリティのあるデフォルメによりコミカルに魅せるも、岸本特有の、誰しもがもつコンプレックスを個性と認める視点から、何気ない会話のやりとりによって、現代社会ならではの人との絶妙な距離感・コミュニティをあぶり出す作風が特徴。
近作では、船上での婚活パーティ、新規に立ち上げたブランドのアパレルショップ、飛行機に乗り遅れた人々が交差する空港ラウンジ、専業・兼業・シングルの父母たちが集まる PTA の会議室、ドラマ撮影直前のテレビ局のメイクルーム、息子の誕生日のために開かれた豪華なホームパーティなど、設定の舞台となる業界の取材力も、本業の方々から高い評価を得る。

池袋のお寺の境内で上演した旗揚げ公演「美人懺悔」を行い、初の下北沢進出となった OFF・OFF シアターでの第三回公演から第7 回公演では、全ステージ満員御礼を記録し、小劇場では異例の 4 年で 1000 人動員を達成し、以降、駅前劇場に会場を移してからも本公演は回を重ねるごとに評判を呼び、第九回公演「顔!!!」では、小劇場業界に話題を呼び、キャンセル待ちが発生するほどの評判を得
る。その後、2 回の駅前劇場での 10 日間ロングラン公演も評判を呼び、今回、新宿シアタートップスに進出し、劇場サイズと共に、スケールアップした作品に挑む。