【演劇お仕事図鑑】演劇のお仕事って?〜制作編〜

「演劇の世界に興味はあるけど、どんな仕事があるのか知りたい。」

「制作スタッフになりたいけど、どうやってなればいいのかわからない。」

あなたは今そうお考えではありませんか。

この記事を読めば、具体的な制作の仕事や制作になるためにはどうすればいいかがわかります。

漠然と制作という仕事に憧れるのではなく、細かい仕事内容ややりがいを知ることで、正しい知識を得たり、さらに制作になりたいと強く思えますよね。

制作のことを深く理解して、理想の将来像に近付けるように、この記事がお役に立てば幸いです。

制作の仕事ってなに?


制作とは、舞台の予算決めや稽古場の予約取りからチケットの準備、打ち上げまで準備するのが仕事です。

さらに、舞台に関わる人達が最初に皆で一つの場所に集まる顔合わせの手配や会場での受付業務など、非常に仕事が多岐に渡ります。

またプラスαの業務として、ケータリングの手配や劇団員やキャスト・スタッフへの日常的なケアも含まれます。

一言で言ってしまうと、舞台の裏方のさらに裏方と言えますね。

とは言っても、舞台の運営には欠かせない重要な役割と言えます。

制作のやりがいや楽しさって?

団員やキャストから頼りにされる存在

劇団やキャストの方から、様々な依頼や要望を受けることがあり、それに応えていくのも制作の仕事です。

もちろん制作の本来の仕事からはかけ離れたことでもやはり「良い作品にしたいから」、「たくさんの人に作品を見てもらいたい」という気持ちで仕事に向き合っている人が多いです。

誰かから何かと頼りにされることが好きな人には楽しめる仕事になっています。

チームでやりきる達成感

俳優さんや、関わる全ての人たちがやりきった感で、喜んでいる姿を見ることができた時に、達成感や、やってよかった!と心から感じます。

この仕事が好きだと思える瞬間です。

演劇は一期一会で、同じ環境下であったしても2度と同じものは見ることができません。

その一期一会を楽しむことができる世界だと思います。

その、貴重な瞬間を作り出すことができる仕事が演劇の世界にはあります。

制作になるためにはどうすればいいの?


制作になる人は、どうやってなっているのでしょうか??

制作になるためには、絶対的に必要な資格や学歴はありません。

なる方法も様々です。

劇団に制作スタッフとして入社する

制作になるためには、劇団に制作として就職するのが一番の近道と言えます。

舞台の予算決めや企画、稽古場の予約取り、チケットの手配など、業務は多岐にわたるため、実務経験を積むことが一番早い制作スタッフになりやすい道になります。

新卒採用でなくても、既卒や転職者も歓迎されやすいので、未経験でも足を踏み込みやすい業種かと思います。

役に立つ資格や知識としては、基本的なパソコンスキル(Word・Excel・PowerPoint)や会計知識があるとさらに業務に活用できるでしょう。

制作に向いているのはどんな人?

演技が好きな人

常に舞台・演技に関わる仕事ですから、やはり演技や舞台に興味がある人の方がアイデアや知識が豊富にあります。

舞台の勉強の一環として、舞台鑑賞に行ったり、他の劇団はどんな取り組みをしているか積極的に調べられる方が向いているでしょう。

周りから頼りにされることが好きな人

適切な稽古場のチョイスや予算の考え方など、劇団員やキャスト・スタッフを常に引っ張っていく存在でなければなりません。

ですからこれまで周りから頼りにされてきた経験やリーダーシップを取ってきた経験を生かせるのは制作スタッフでしょう。

また、劇団やキャストの方から、様々な依頼や要望を受けることがあり、それに応えていくのも制作の仕事です。

もちろん制作の本来の仕事からはかけ離れたことでもやはり「良い作品にしたいから」、「たくさんの人に作品を見てもらいたい」という気持ちで仕事に向き合っている人が多いです。

誰かから何かと頼りにされることが好きな人には楽しめる仕事になっています。

まとめ

制作とは、舞台の予算決めや稽古場の予約取りからチケットの準備、打ち上げまで準備するのが仕事です。

人を感動させたり、自分が携わった作品を劇中たくさんの人に見てもらえる仕事で、やりがいも感じられます。

今回紹介した記事を参考に、是非みなさんが希望する進路や就職を目指していきましょう。