【演劇お仕事図鑑】演劇のお仕事って?〜ヘアメイク編〜
「演劇の世界に興味はあるけど、どんな仕事があるのか知りたい。」
「ヘアメイクになりたいけど、どうやってなればいいのかわからない。」
あなたは今そうお考えではありませんか。
この記事を読めば、具体的なヘアメイクの仕事やヘアメイクになるためにはどうすればいいかがわかります。
漠然とヘアメイクという仕事に憧れるのではなく、細かい仕事内容ややりがいを知ることで、正しい知識を得たり、さらにヘアメイクになりたいと強く思えますよね。
ヘアメイクのことを深く理解して、理想の将来像に近付けるように、この記事がお役に立てば幸いです。
ヘアメイクってなに?
ヘアメイクとは、俳優や女優、モデル、タレントにメイクを施し、ヘアスタイルを整える仕事です。
舞台では照明の当たり方やストーリー、配役キャラクターに合わせたメイクアップを行います。
ヘアメイクのやりがいや楽しさって?
求められたイメージとマッチした時
ヘアメイクは、舞台監督や演出家が求めるイメージ通りにメイクアップやヘアセットをしなければいけません。
どんなイメージにも応えられるように普段から技術や知識を習得しておくことが不可欠といえます。
しかし、求められたイメージと一致していたり、自分が施したメイクを気に入ってもらえれば、相手から褒めてもらえたり、直接感謝してもらえる部分がヘアメイクのやりがいや楽しさと言えます。
名前の残る仕事
自分が制作に携わった作品に一生名前が残ります。
世の中の作品に名を残せる仕事はなかなかありませんから、誇りや自信につながります。
チームでやりきる達成感
俳優さんや、関わる全ての人たちがやりきった感で、喜んでいる姿を見ることができた時に、達成感や、やってよかった!と心から感じます。
この仕事が好きだと思える瞬間です。
演劇は一期一会で、同じ環境下であったしても2度と同じものは見ることができません。
その一期一会を楽しむことができる世界だと思います。
その、貴重な瞬間を作り出すことができる仕事が演劇の世界にはあります。
ヘアメイクになるためにはどうすればいいの?
ヘアメイクになる人は、どうやってなっているのでしょうか??
未経験からスタートする場合は、専門学校で学ぶことが必要になるでしょう。
まずは専門学校に入る
ヘアメイクになるためには、美容専門学校や、ヘアメイクの専門学校に入り、メイクアップやヘアセットの基礎を学ぶ必要があります。
一般的にヘアメイクはプロダクションや企業に所属するため、専門学校の卒業生を採用する傾向が高いと言われています。
そのため、就職という面を考えても、専門学校を卒業した方が有利と言えます。
卒業後の進路 美容業界や化粧品メーカーに就職
専門学校卒業後は、進路は人それぞれです。
美容専門学校に通っていた人の中には、美容師免許を取得して美容院で経験を積む人もいます。
また美容師免許を取得せずに、メイクアップアーティストとして、美容業界の企業や化粧品メーカーに就職することも可能です。
卒業後の進路 ヘアメイク専門のプロダクションに就職
ヘアメイクを扱うプロダクションというのも存在しているので、そちらに就職したり、一度美容業界の企業で働いてから転職するというのも割と多いパターンです。
こういったプロダクションでは、下積み期間が長いため、現場での立ち居振る舞いや他のスタッフとのコミュニケーションの取り方などを学ぶことができるのも良いところです。
ヘアメイクに向いているのはどんな人?
メイク・ファッションにがある人
「ヘア」「メイク」「ファッション」といったことに興味がある人に向いていると言えます。
ヘアメイクにできる美を追求したり、流行を学んで押さえておく事も必要になってきます。
また、ヘアメイクという肩書きだとかなりおしゃれなイメージがつきがちです。
自分自身もいつ見ても美しく、綺麗であるべきだと思いますし、仕事を頼まれる際にクライアントから見られている意識を持つべきだと思います。
創造力がある人
芸術に関わる人やアーティストはセンスや独特の感性が必要です。
感性やセンスは、持って生まれたものが多々ありますが、もし磨くのであれば、いくつか方法はあります。
舞台監督や演出家がイメージしているものをあなたは作り上げなければなりません。
ですから、相手の言葉から自分の頭の中で、具体的に形にできるかつそれを実際に作れる能力が必要になります。
的確にコミュニケーションが取れる人
ヘアメイクは、監督や演出家の意見や指示を聞き、それを形にすることが仕事とも言えます。
ですから相手が伝えたい内容を瞬時に理解し、形にできる人はこの仕事に向いているでしょう。
まとめ
ヘアメイクとは、俳優や女優、モデル、タレントにメイクを施し、ヘアスタイルを整える仕事です。
人を感動させたり、自分が作った作品を劇中たくさんの人に見てもらえる仕事で、やりがいも感じられます。
今回紹介した記事を参考に、是非みなさんが希望する進路や就職を目指していきましょう。