【演劇お仕事図鑑】演劇のお仕事って?〜美術スタッフ編〜
「演劇の世界に興味はあるけど、どんな仕事があるのか知りたい。」
「美術スタッフになりたいけど、どうやってなればいいのかわからない。」
あなたは今そうお考えではありませんか。
この記事を読めば、具体的な美術スタッフの仕事や舞台衣装になるためにはどうすればいいかがわかります。
漠然と美術スタッフという仕事に憧れるのではなく、細かい仕事内容ややりがいを知ることで、正しい知識を得たり、さらに美術スタッフになりたいと強く思えますよね。
美術スタッフのことを深く理解して、理想の将来像に近付けるように、この記事がお役に立てば幸いです。
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美術スタッフってなに?
美術スタッフとは、ミュージカルや演劇、コンサート、映画、イベントなどで、使用する舞台装置や小道具を作る仕事です。
建物や街を丸ごと作ってしまう大掛かりなセットから、作品の中で使用される小物を作ることもあります。
ストーリーや演劇のテーマを左右するセットや道具は、なくてはならない存在です。
美術スタッフのやりがいや楽しさって?
自分の作品をたくさんの人に見てもらえる
セットや小道具は、ミュージカルや演劇、バレエ、コンサート、映画、イベントなどで欠かせない要素です。
自分が作成した小道具や考えたデザインをたくさんの人に見てもらえるのは嬉しいですよね。
物語で重要なキーアイテムや舞台の世界観を作り出すセットは、作品において非常に大切なものです。
名前の残る仕事
自分が制作に携わった作品に一生名前が残ります。
世の中の作品に名を残せる仕事はなかなかありませんから、誇りや自信につながります。
チームでやりきる達成感
俳優さんや、関わる全ての人たちがやりきった感で、喜んでいる姿を見ることができた時に、達成感や、やってよかった!と心から感じます。
この仕事が好きだと思える瞬間です。
演劇は一期一会で、同じ環境下であったしても2度と同じものは見ることができません。
その一期一会を楽しむことができる世界だと思います。
その、貴重な瞬間を作り出すことができる仕事が演劇の世界にはあります。
美術スタッフになるためにはどうすればいいの?
美術スタッフになる人は、どうやってなっているのでしょうか??
これは、本当に人それぞれです。
何を勉強しておかないといけないということは基本的にはありません。
しかし持っていた方が良い知識や技術はあるので、専門学校で学んだり実際に現場で学ぶことが必要になるでしょう。
学校に通って学ぶ
美術スタッフには、デッサンや製図、造形に関しての知識や技術が必要です。
デザイン系の専門学校や美術大学で、美術スタッフに必要な基礎知識やスキルを学ぶことができ、卒業後の就職サポートを受けられるといったメリットもあります。
近年では、CGも多様に使用されることもあるので、CGの知識・技術やインテリアも勉強しておくと、将来的に為になるかもしれません。
現場で学ぶ
現場に飛び込んで学ぶと言う手もあります。
ただ、周りは上記で述べたような専門学校や芸術大学で知識と技術を学んでいる人が多いですから、独学での勉強は必須です。
美術スタッフに向いているのはどんな人?
創造力がある人
芸術に関わる人やアーティストはセンスや独特の感性が必要です。
感性やセンスは、持って生まれたものが多々ありますが、もし磨くのであれば、いくつか方法はあります。
舞台監督や演出家がイメージしているものをあなたは作り上げなければなりません。
ですから、相手の言葉から自分の頭の中で、具体的に形にできるかつそれを実際に作れる能力が必要になります。
元々絵や設計図を描くのが得意な人や、工作が好きな人など、何かを一から作ることが好きな人に向いていると言えるでしょう。
まとめ
美術スタッフとは、舞台装置や小道具を作る仕事です。
人を感動させたり、自分が作った作品を劇中たくさんの人に見てもらえる仕事で、やりがいも感じられます。
今回紹介した記事を参考に、是非みなさんが希望する進路や就職を目指していきましょう。